真っ赤な顔のアトピーの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
18歳 男性
ステロイドを2年間顔に使っていて、1ヶ月前にやめてから、顔が真っ赤になってしまいました。
13歳の時に来店された時は、顔中汁が出て、それが乾いて白くなり、外へは出られないくらいとなってしまいました。
学校も休みがちとなり、漢方薬を飲みはじめて、2ヶ月で汁も止まり、赤みもなくなりましたが、そのまま引きこもりとなってしまいました。
顔を人が見ていやだ、ということで通信制の高校に入りました。
顔のアトピーは殆どよくなり、今ではすこしずつ外へ行けるようになりました。
思春期の青年にとって顔の赤み、腫れはつらいものです。
体と違って顔は外から見えるので、心が傷つき、不登校の原因にもなります。
この方の場合は両親が無理をせず、根気よく見守ってきたので、5年間と言う歳月はかかりましたが、性格も素直で、すこしずつ社会復帰ができつつあります。
この間の本人と家族の苦悩は大変だったことでしょう。
私は拍手をあげたい気分で毎回接しています。
国際中医専門相談員 薬剤師 植松 光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7